やしま整骨院の予防に役立つ健康ブログ
腱鞘炎について
2012.01.23 【カテゴリ:腱鞘炎】
やしま整骨院の福岡です。手には前腕から延びた伸筋や屈筋の腱がありますが、これらの腱はいずれも腱鞘という膜で包まれたうえ、結合組織性の伸筋支帯、屈筋支帯で留められています。また、腱鞘の内部は滑液で満たされていて、この滑液が腱と周囲の組織との間の摩擦を防いで、滑りを良くしています。
腱鞘炎は、腱を包んだ膜である健鞘が炎症を起こしたもので、手先を動かす時に手首や指先に痛みやしびれが生じます。特に、母指の健鞘に炎症が起こった場合は、母指を屈曲すると痛みが強くなり、指が動かしにくくなるケースもあります。
我慢せずにまめに小休止するようにしましょう。